webデザインをやりたいという気持ちで、異業種からの転職でBRISKに入社しました。
未経験から転職して思ったことなどを書いていきたいと思います。
webデザイン会社を受ける前にやったこと
何もせずに面接に臨むのは無謀だと思い、実際にwebページを作りながら
コーディングやデザインを勉強しようと思い立ちました。
検索したところ、架空の会社やお店のページを作ってポートフォリオに入れるのがいいということだったので、
架空の居酒屋のwebページを作ることに決めました。
私はお酒を飲むのが好きなので、作っていて楽しい方が覚えやすいかな?と思ったからです。
そのwebページを作るためにHTMLやCSSの本を買い、
まず最初は目を通してみて頭で理解した後に作業に入ることにしました。
いざ自分でタグを打ってみると、思ってもいないところでつまづいたり本に書いてないところで
分からないことが出てきたのですが、そういったところは別の本で調べたり検索して解決していました。
タグを打っていて、例えばCSSで打ったところが反映されなかったので、
タグのスペルを見直したりと長時間迷っていたのですが、ただ }で閉じることを忘れていただけということが結構あり、
実際に手を動かしながら作ることは大事だなと実感しました。
ページを作る中で少し衝撃だったことが、10年以上前にHTMLのみでwebページを作っていた時期があったのですが、
当時メインで使用していたフレームタグやテーブルタグが今はあまり使われていないということでした。
当たり前ですが時代は変わるのだなと思いました。
入社前と後でのギャップ
1つ目は入社初日から実業務の作業を任せてもらえたことです。
最初は練習から始まって少しずつ業務に入っていくのかなと(勝手に)予想していたので、意外に思いました。
作業を任せてもらえて嬉しい反面、Photoshopの技術にも自信がない私がデータを触っても大丈夫なのだろうか…と
不安になりながら作業をしていました。
2つ目は仕事のスピードの早さです。
独学で作業しているときは全く意識していなかったところでした。
どんどん作業してどんどん終わらせていく早さに、自分はそんな風にできるようになれるだろうかと
焦りと緊張を覚えました。
今でもそうですが、1つのことを終わらせることにとても時間がかかってしまっている
自分のスピードを意識するようになりました。
3つ目は残業についてです。
制作業界では残業は当然あるものだと覚悟していました。
畑は違えどデータを制作していた前職では、残業は当たり前で時には終電、時には泊まり…といった状況だったため、
web制作ともなればそれくらいか、それ以上の拘束時間があるのではというイメージがありました。
しかし入社してみると、業務時間内で計画的にどれだけ効率よく仕事を進められるか、
日々を考えながらこなしているので心配していたような残業はありませんでした。
最初から残業はないものとして考え、限られた時間内で集中して終わらせることで
モチベーションも上がるなと感じました。
業務をこなす中で初めて知った機能など
主にPhotoshopで作業をしているのですが、業務をこなす中で初めて知った機能などがありました。
シェイプを伸ばすときはパスで選択しないと、ぼけること。
作った四角のシェイプを縦に伸ばしたいとき、今までctrl+T(自由変形)などで矢印を引っ張って伸ばしていました。
そのようにして伸ばすと大きさが小数点以下になってしまうため、境界線がぼやけてしまいます。
そういう時はパスで角を選択して伸ばすのが正しいやり方です。
シェイプはパスで編集できるので、1px単位で調節することではっきりとしたシェイプに!
レイヤースタイルを細かく設定しても、ペーストで一括設定できること。
細かく調整して設定したレイヤースタイルを、同じように別のレイヤーにも
1から調整して設定していかなきゃいけないのか…と思っていましたが、
[レイヤースタイルをコピー]→[レイヤースタイルをペースト]をすることで複数のレイヤーにも同じスタイルをあてられる便利な機能を知りました。
1つスタイルを設定してしまえばペーストするだけでいくつでも同じスタイルにできるので、時間短縮にもなり効率的です!
業務内で参考になったサイト
ブックマークしてよく見ているサイトです。
ブブンデザインアーカイブ
http://bubundesignarchive.jp/
パーツごとにまとまっているので、webページを1つ1つ開いてボタンや見出しをわざわざ探しに行かなくても
流し見たり参考にすることができます。
例えば…
不動産関係のページに入れる見出しのデザインのアイディアを探していたときに、こちらを見ました。
http://bubundesignarchive.jp/2010/12/mid4076.html
ただの直線ではなく斜線にすることでデザイン性が生まれ、シンプルで遊びすぎないところが不動産関係のページに相応しいと思い、参考にしました。
Retrobanner
http://retrobanner.net/
バナーを作る際に、画面内に文字をどう配置すれば見やすいだろうかとよく考え込んでしまうのですが、
こちらは掲載している数も多く、サイズ別で絞り込んで見れるので便利です。
例えば…
画像に文字を入れるとき、どれくらいのフォントサイズであれば読めて、実際にweb上に掲載されたときの印象はどうなるのかと知りたいときなどに見ています。
また、今作っているものの文字が読みにくい場合に、小さいサイズで検索し小さくてもはっきりと文字が読めるものを見て、自分が作っているものの何が悪いかという原因探しなどに参考にしました。
WEBデザインの見本帳
http://www.web-mihon.com/
細かくジャンル分けがしてある上に印象からも探せるので、なんとなく「こんなテイストのページの参考が欲しい」と思ったときなどに助かります。
例えば…
色別にも検索ができるので、配色に迷った際にwebページのメインカラーで検索して、どんな色が一緒に使われているか参考にしました。
今後について
・色々なテイストのデザインを作れるように引き出しを増やしていくこと
・今、「これが得意だ」と言えるものがないので、得意分野を作ること
・PhotoshopやIllustratorなどの機能的なことを覚える
・作業の効率的な進め方を身につける(ショートカットキーをたくさん覚えるなど)
等々…まだまだ課題はたくさんありますが、
毎日の業務の中で、なるべく多くのことを吸収して学んでいきたいと思います。