WordPressは非常に多くのプラグインが出回っておりとても便利なのですが、
日本語対応しているプラグインは意外と多くはありません。
日本語対応していないものでも使いたい場合、
かつ、自分以外も設定変更する、という状況の場合、
設定項目をできれば日本語化しておきたいところです。
プラグインは結局のところPHPなので、
ソースの中の表示部分を日本語に書き換えればすむ話なのですが、
全ソースを見るのは面倒です。
そこで、ソースの中の画面表示部分のみを抜き出して
入力した語句で置き換えてくれる「Poedit」という便利なツールがあります。
自前の翻訳を適用してくれる、というツールですね。
ただこの方法が使えるのは、プラグインフォルダの中に言語フォルダ(たいてい「lang」とか「language」)がある場合だけです。
言語フォルダがない場合は、直接PHPのソースを編集するしかありません。
以下がやり方です。
1、新しく翻訳するので[ファイル]→[新規カタログ]を選びます。
2、[翻訳プロパティ]は適当に入力して、[ソースのパス]を設定します。
この時、ベースのパス以外に下図の赤丸で囲った[新規項目]ボタンを押して、パスの欄にも入力する必要があります。
3、ソースの中の、画面表示するキーワードを指定します。
PHPですので、「__」と「_e」を指定してやりましょう。
4、設定が終わったら、翻訳作業です。
[Source text]に対しての日本語翻訳を[Translation]の部分に書いてやりましょう。
5、翻訳が終われば、[保存]してやれば、拡張子が「.po」というファイルと「.mo」というファイルが出来上がります。これをプラグインの言語フォルダの中に入れればOKです。
南本貴之