見栄えの良いホームページデザインを作成するためには、
写真のクオリティを高める必要があります。
ホームページの種類にもよりますが、
優れたデザインのホームページには写真を多く使っているケースが多くあります。
TOPページの場合ページの半分近くは写真・画像を使っているサイトも増えてきました。
ホームページ作成にはデザインやシステムばかりに目が行ってしまいますが、
写真のクオリティがサイト全体の見栄えを大きく左右します。
今回はホームページのクオリティを向上させるために、
ホームページで使える写真の撮り方について解説します。
撮影ポイント
ホームページの見栄えが良くなる撮影のポイントを4点ご紹介します。
写真のぼかし
ぼかしを大きくするケース
1つの物・人を撮影する場合には被写体にピントを合わせて、背景をぼかして撮影しましょう。
背景をぼかした方が被写体に目がいきやすく、その物・人の魅力が伝わりやすくなります。
ただ、すべての写真でぼかしを効かせる必要はなく、
どのように見せたいか、どのコンテンツで使用するかを見極めて撮影を行いましょう。
ぼかしを小さくするケース
複数の被写体または風景を撮影する場合には背景をぼかさず全体にピントを合わせて撮影しましょう。
集合写真で前列の人にピントを合わせ、後列の人がボケボケではせっかくの集合写真が台無しですね。
明るさ・コントラスト
ホームページで使う写真には全体的に写真は明るめ、コントラスト強めで撮ってみると良いでしょう。
※後から編集する場合も同様です。
料理や商品を撮る際には、
通常よりも明るくコントラストを強くというのが、よく見えるポイントです。
料理はコントラストを強くするだけで、数倍おいしそうに見えます。
ただレトロなものを撮影する場合には、明るさやコントラストを落として撮影することで、
なじみのあるレトロな感じが表現できます。
写真の大きさ
ホームページに使用する写真は、そのまま使用せず、加工するケースが多くなります。
ページで使用する画像は横長・縦長・正方形と様々なサイズで配置します。
そのため、自分が良いと思った構図よりも、一段引いて撮影しましょう。
トリミングは簡単ですが、写っていないものはどう足掻いても使えません。
後から「もう少し下がって取ればよかったぁ・・・・」と後悔しないように!
撮影時に良い写真ではなくても、編集で良く見せられる場合が多くあります。
撮影環境
野外での撮影、または室内からでも外が見える環境での撮影には、
曇りの日よりも、晴れているときに撮影を行いましょう。
太陽からの自然光で写真の写りが非常によくなります。
天気ばかりは、カメラマンの腕に関係ないので、スケジュールに余裕があれば晴れた日に撮影することをお勧めします。