現在、コンビニより多いと言われる歯科医院の数ですが、その多さもさることながら、歯科医院ごとに本当に様々なホームページがあります。
おかげさまで弊社も歯科医院様のサイト制作の案件を頂いておりますし、私自身も現在は歯科医院に通っております。
制作者の経験と患者の視点から、他社サイトを参考にサイト制作の際に注意したい内容を5つにまとめました。
1.スマホ対応は当たり前!
虫歯はいつどこで痛くなるか分からず、通常のサイトよりも緊急性が高いです。
ですのでどのようなデバイスでも最適化して情報が見れるようにしましょう。
私はちなみに夜中にかけて歯が痛くなり、寝ながらスマホで歯科医院の情報を検索しました。
寝る時に再度パソコンを立ち上げて歯科医院を調べたりするのは非常に手間がかかります。
特に今後はさらにスマホの普及率が上がり、スマホで検索する事が増えると考えられますので、
レスポンシブ対応やスマホ用サイトなどのスマホ対応は必須です。
2.診療時間、休診日、電話番号、住所を分かりやすく。
特に「診療時間」と「休診日」は重要
googleなどで歯科医院を検索すると、検索結果では
「住所」「電話番号」「地図」は表示されますが、
「診療時間」「休診日」は表示されません。
という事は、「googleからホームページを見て行ってみたけど休みだった、
その日だけ診療時間外だったから他の歯科医院に行った」
などの機会損失が発生する恐れがあります。
そのような事の無いように、「診療時間」「休診日」項目は
出来るだけ分かりやすい導線作成を心掛けるといいと考えます。
googleなどの検索で「住所」「電話番号」を把握
→ホームページで検索に載っていない「診療時間」を確認し、連絡する
という様に自然な流れで集患につなげられる様に画面設計を考えています。
3.ターゲットに合わせたデザイン
立地、得意とする分野、医院の規模、院長の好み等でデザインテイストも分かれます。
例えば高級感、安心感をアピールしたい場合は
・通常より文字間を広げ、色構成もシンプルに2~3色程度にする
・診察室の画像など、設備の良さをアピール出来るようなメインビジュアルを使用する
・ボタンや帯などは若干グラデーションを用いる
等した方がいいでしょう。
デザインテイストとしてはグラデーション等を使った
リッチデザインを多少加えたデザインが適していると考えます。
※参考サイト:小山田歯科医院
一方、家族、小児歯科をアピールしたい場合は
・少し色数を増やし、ボタンなどは分かりやすくベタ色で表現する
・楽しさをアピールするために患者と先生の写真をメインビジュアルに使用する
・マウスオーバー時のボタンの挙動に凝る
等すると、楽しさ、親しみやすさが出ると思います。
※参考サイト:にこにこ小児歯科
4.ターゲットに合わせたカラー
カラーも同じようにターゲットによって違います。
通常歯科医院といいますと、ブルー、ブルーグリーンなどが基本に上がると思いますが
他にも
オレンジ色…元気、にぎやか、エネルギー、親しみ
ゴールド…特別、高級感、輝き
イエロー…集中力、明るい、楽しい
などもよく使われますので、歯科医院様の個性、ターゲットによって色を使い分けるといいと考えます。
5.トップページの画像使用の際の気遣い
左上の入れ歯写真、いきなり出てきたら驚きますよね。すみません…。
歯科医院の診療内容を画像を入れて紹介する場合、気持ち悪い画像が並んでしまう事がありますので
閲覧者が気分を害さないように、トップページで使用する画像は
あまりリアルなものを使わないようにしましょう。
例えば
・入れ歯はそのものズバリを使わずに高齢者の笑顔の写真を使う
・治療の画像はリアルな治療風景ではなく治療器具を使う
等、下層ページで細かく説明するのはいいと思いますが、
目的がバラバラなトップページでは出来るだけオブラートに包んだ表現が良いと考えます。
以上、注意点をまとめてみましたが参考になりましたでしょうか。
最初に患者さんが歯科医院を選定する時は、多少なりとも痛みがある事が多いと思いますので
出来る限り患者さんにストレスを与えないようなサイト作りをしたいものですね。
とはいえ、「色々考えることも多くて頼むのも面倒だよ…」という歯科医院の方に、
BRISKでは8月31日まで限定、20医院限定、10万円のお得なこんなプランをご用意しました。
日頃懇意にしていただいているお客様よりご依頼があったこともあり、
通常では赤字になる位のお得な内容ですので
どうぞこの機会にご検討ください!