最近とある会社(たぶん架空の会社)からお問い合わせが良く来る。
同じメールアドレスで違う担当の名前、とにかく資料を送ってほしいという内容。
初めに見た時は、ちゃんとした問い合わせかと思っていたがホームページは無く、電話番号の記載もない。
普通のお問い合わせメールに見えて、重要な部分が欠けていて怪しさ満点な感じ。
検索すると、このあたりがヒットし迷惑メールと断定しました。
■az-assist.com のドメインでメールが来た方は
■迷惑電話番号サーチズ
実害はほとんどないのですが、一瞬うれしくなる気持ちをもてあそばれている感覚になるし
9月の中旬から2週に1回ぐらいメールが送られてきて、メールの内容がどんどん具体的になってきているのが末恐ろしい(笑)
また「貴社の実績や会社概要、サービスの資料などありましたら、このメールに返信する形でお送りください。」
との事ですが、そんな資料を集めてどうするのだろうか。。と疑問も残る。
最近も新規営業をする事は多少ありますが、BRISKの会社説明の資料は正直あまり力が入っていない。
一時期、分かりやすいプランを作ったり、BRISKのどのメンバーが行っても会社の事をしっかり説明できるように資料に力を入れた事もあったけど、ほとんど受注に繋がらりませんでした。
今は、ホームページにも記載している実績を少しまとめたものと、ベースとしているWebでも公開している価格表、下町に会社があります的な簡素な資料のみ。
こんな資料なので良かった見てみてください。
(載せる実績は訪問する会社により少し変える事はあります。)
今のBRISKの考えでホームページ制作の営業において重要と思うものを5つのポイントでまとめてみました。
1.自社ホームページに実績を公開する
もったいぶっていちいち資料で送るより、一般公開し見てもらってどんな事をしているか知ってもらう事が重要と思っています。
会社を作った当初はなかなか公開できる実績が無い感じでしたが、実績に載せたいが為に価格を下げて案件を受注したり、メンバーから案件紹介してくれればインセンティブを出すなど工夫した結果、いくつか掲載できるようになりました。
初回訪問で資料が無くてもBRISKのホームページが見る事ができれば正直、資料はいらないと思っています。
2.会社のメンバーをホームページに載せる
ホームページ制作では、打合せ、電話、メールと制作過程に多くのコミュニケーションが発生します。
その人が信用できるか、一緒に仕事をしたいかどうかで、受注できるかどうかに関わってくる問題と思っています。
ブログなどで人柄が伝わり、こんな人たちと仕事をしたいと思ってもらえるようにメンバーをホームページで見せるようにしています。
また、BRISKの2014年度のテーマは、「一緒に働きたいビジネスパーソンになる」です。
社内外の人に一緒に働きたいと思ってもらえれば自ずと良い結果はでると思っています。
3.自分の言葉で実経験を話す
お打合せの機会を頂くと、資料の説明だけではすぐに話が終わってしまいます。
その案件の経験を話し、「お客様の要望に対しどう応えた」「工夫したポイント」などで、どのような姿勢で仕事に取り組んでいるかを伝えています。
上辺だけの知識では、すぐに見抜かれてしまいますし、折角頂いたお時間でお客様と質の良いコミュニケーションが取れないので自分の言葉で実経験を話す事は重要と思っています。
4.マッチする広告を使う
上記で良い取組をしていても、機会がなければ仕方ないので多少広告には頼っています。
今までいろいろやりましたが、以下のような印象です。参考までに。
【良かったもの】
SEO対策
費用対効果の良いワードを見つければ非常に良い結果につながると思っています。
メール送信
広告ではないですが「ホームページ パートナー募集」等で検索しお問い合わせフォームからメールを送ります。そこから継続的なお客様になった事もあるので有効と思っています。
【悪かったもの】
有料マッチングサイト
1件のお問い合わせ情報を数千円で買うようなやつです。ほぼ価格だけで判断される印象です。そこから受注できても請求させてもらえなかった事もありもう二度と使うものかと思っています。
リスティング広告
BRISKで受けている案件規模では費用対効果があまりよくないのでやっていません。
Facebook広告
ターゲットをしぼり広告を出せるので、アクセスは増えるのですが受注につながった事は無いので効果は薄めに感じています。
外注してのコンテンツマーケティング
費用を出せばよい結果につながるとは思いますが、明らかに個人の方に振っているだけで中間マージンを取っているだけのような所に捕まってしまったので印象が悪くもうやっていません。
次にコンテンツマーケティングを頼むのであれば自分の会社でもコンテンツマーケティングをやり成功している所に頼みたいと思っています。
テレアポ
広告ではないですが、一時期、社員にやってもらった事がありますが、成果に結びつかなかったのと、社員のモチベーションも気になるのでやっていません。
なので、現状は記事を増やすなどでSEO対策を頑張っています。
また、BRISKは地域の中小企業様のホームページ制作に力を入れていきたいと思っているので新たな広告として郵便局にポスターを張ってみようと動いています。
私も郵便局に請求書を送ったり、印紙購入や振り込みに行きますので、中小企業の代表者は意外と行くのかな。という想定で動いています。
▼作成しているBRISKポスター
(結果が良ければ報告します。)
5.既存のお客さんを重要視する
継続的に会社を維持するには、やはりこれです。新規は受注までに時間がかかりますし、「初回はお試しで。」と受注単価が小さいという事が基本です。
継続した付き合いがありBRISKをいいと思ってくれている会社であれば、案件も気持ちよく対応できます。
新規から継続した既存のお客様にするという事を社内で意識する事で丁寧な対応にもなりスキルアップにも繋がっているので、既存顧客重視は重要と思っています!
BRISKが既存クライアントから継続して案件を依頼される秘密はこちら
という感じで、「実績や会社概要、サービスの資料」だけではホームページ制作は受注できないと思っています。
弊社もまだまだですが、迷惑メールに一喜一憂せずに頑張っていきましょう!
では!
城戸