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季節を感じるデザイン~夏編~

2020/06/09


もう初夏の陽気でどんどんと蒸し暑くなってきました。
夏の気配を感じる中、今回は季節を感じるデザイン~夏編~ということで
夏を感じるデザインとはなにか、また夏っぽいデザインの作り方まで紹介していきます!

【目次】

  1. 夏らしさとは?
  2. 夏らしさを感じるデザインをつくるには?
  3. 配色
  4. 素材・モチーフ
  5. 模様
  6. 和から感じる夏
  7. 夏らしいデザインの参考
  8. 広告
  9. パッケージ
  10. WEB
  11. まとめ

夏らしさとは?

皆さんは夏といえばどんなものを想像しますか?
「海・太陽・ひまわり・かき氷・冷えたビール…」等々、沢山のイメージが湧くと思います。

その中から夏っぽいデザインは大きく2つにカテゴライズできるんじゃないかと考えました。


この2点です。夏は暑い、涼しく過ごしたい。という意識からこういう傾向になるのではないかと思います。
なので夏っぽさを感じるデザインを作る際には、最初にこの2点のどちらかにフォーカスを当てて作成するとよいと思います

夏らしさを感じるデザインをつくるには?

夏らしさにはいろいろな要素がありますが、どんな夏らしいデザインにしたいか、によって要素を使い分けることが重要です。
「ここを押さえておけば大丈夫!」そんな夏らしいデザインになる要素を紹介していきたいと思います。

配色

季節を感じるデザインでかなり重要なところが配色です。
春なら桜のピンクや若芽の緑、秋は落ち葉の茶色や黄オレンジ、冬は雪の白や曇り空のグレー、など季節ごとにイメージできるほど、季節と色の関係は密接です。

先ほど挙げた2点の部分を含めて夏らしい色の配色をまとめました!

透明感・さわやかさのある配色パターン

白や青、水色などを中心にした水や氷をイメージするような配色で涼しさを表現できます
#8bdfff #b4fffb #00c6ff #53e3f4

飲料パッケージなどでよくみられるカラー配色ですね青×白は鉄板です。
#00a2ff #0051d8 #0066ff #ffffff

アクセントに黄色を使うとパッと明るくなり、目を引くので印象強くなりますね。
#00f6ff #00b6ea #fff000 #ffffff

夏の暑さを感じる・元気な配色パターン

これを表現するにはビビットカラーが欠かせませんね!
ビビッド(vivid)は日本語で「色鮮やかな」という意味で、明度・彩度が高く、正式では原色に白や灰色や黒が混ざっていない「純色」と呼ばれる色相のことです。
鮮やかで活発、強い印象がある派手な色なので、アクセントカラーとして使用することが多いです。

ネオンカラー(蛍光色)もビビットカラーの一部ですね、この刺激的さが夏らしさを出してくれます
#6000ff #00ff00 #ff00ea #fcff00

トロピカルカラー1、南国やジャングルといった暑さを連想させるような配色です。
#ff003c #007b54 #ffcc00 #00abeb

トロピカルカラー2、1よりもやわらかい色合いで、パステル寄りな配色です。若い女性が好む配色ですね
#53e7c9 #ff694c #ff4c4c #5dae5d

フレッシュな柑橘類のようなビタミンカラー!元気でさわやかな雰囲気になります。
#00ff7f #7fff00  #ffff00 #ff7f00

近頃のトレンドカラー:シャーベットカラー

一見パステルカラーに見えるのですが、実は違いがあります。
シャーベットカラーはその名の通り、アイスのシャーベットのような、パステルカラーよりもひんやりした涼しい明るい淡い色のことを言います。
かわいらしい色合いなので、女性向けのデザインにはうってつけですね
#c6eaff #d6f3f6 #fff1f7 #feffe0

#e0e3ff #ffeee3 #ffe4e4 #dae7fe

素材・モチーフ

夏らしさを感じるデザインにはどんなモチーフや素材があるでしょうか?
素材ごとに特徴の紹介・使用例を画像で紹介をしていきます。

夏っぽいモチーフ


夏のモチーフといえば、花火、ひまわり、スイカ、ビール、ヤシの木など、夏を連想させるモチーフがいくつか思い浮かぶのではないでしょうか。
なかなか一つに絞るのは難しいですが、これらのモチーフを使用したデザインはかなりダイレクトに夏!!
というのを印象付けてくれるので夏っぽくない配色でも夏らしさを出してくれます。
ですが、モチーフと全体の色のトーンが違うとちぐはぐな印象になってしますので、配色はベースの色に合わせてモチーフの色も変えましょう。

水・氷・水しぶき


飲料系でよくみられる手法ですね、商品の冷たさや涼しさを表現するのに使われています。
氷をはじけさせたり、水しぶきを使うと躍動感がうまれて、より商品の冷たさを強調した印象を感じます。
仕様素材
Pngtree.com(水しぶき)
ボトルモックアップ

夏の景色・風景の写真


海、山、川、空など自然の写真を使用したデザインも多いですね。
旅行・レジャー系などでは海やビーチの写真、青の濃い夏空の写真など、開放感の感じる写真が多くみられます。
山や川など緑の多い写真は静かで涼やかな雰囲気を持つので、旅館など和風のサイトで多くみられる気がします。

模様

水玉模様やストライプ


水玉やストライプは定番の柄ですね。さわやかでポップな雰囲気の夏っぽさを出してくれます。
ただ水玉模様を置くだけでなく、水玉の中にストライプやさらに小さい水玉模様を入れたり工夫すると楽しげな雰囲気になるのでおススメです!
身近なところでは夏の服装や、飲料の商品パッケージに使用されていたりしています。

波模様


海を連想させる波模様は夏のイメージにはうってつけですね。
波の高さや間隔の違いでポップな雰囲気に、また落ち着いた雰囲気にと印象が変わり、色々なデザインに幅広く使用できるのではないかと思います。
ポスターやバナー、WEBサイトでも多く見受けられます。

グラデーション


海や川などの水のある場所や、夏の青空をイメージするような明るい青・水色のグラデーションや、
海に沈む燃えるような夕日、刺激的でトロピカルさを感じるビビットなグラーデションも夏っぽいです。

和から感じる夏

夏といえば?と考えたとき縁日や浴衣など和風のイメージを持った人もいるのではないでしょうか、
夏は日本の伝統的なイベントや風物詩が多く、夏のデザインに和風のモチーフを取り入れたものが多いです。

使用する色の数を減らし、彩度の落ち着いた色を使用すると凛とした涼しげな雰囲気を作ることができます。
赤と黒の色の組み合わせはお祭り・縁日を連想させる色で賑やかさや暑さを持った雰囲気になります。

和風のイメージで作りたいけど何から始めようかと迷ったら和柄を使ってみましょう。
和柄といっても幾何学な模様であったり絵付きの柄であったり、幅広くあります。
今回は使いやすい幾何学な模様を紹介しようと思います

  • 鱗模様

    鱗模様は、正三角形、二等辺三角形が連続したシンプルな模様です。その名の通り蛇や魚の鱗を連想させ、
    蛇が脱皮することから、「脱皮=厄を落とし再生する」という意味を持ち、厄除けの文様として親しまれています。

  • 麻の葉模様(あさのはもよう)

    正六角形を基本とした幾何学文様で、麻の葉を連想することから名付けられた模様です。
    まっすぐに伸び成長する縁起物として親しまれ、webサイトや商品のパッケージに多く使われています。

  • 青海波

    基本の形は同心の半円を連ねた形で、穏やかに広がる波の文様は、未来永劫へと続く幸せへの願いと、人々の平安な暮らしへの願いの込められた模様です。
    海をモチーフとした文様なので涼し気な色と合わせて背景使用したりもいいですね。

  • 七宝柄

    七宝とは仏教の中で出てくる七つの宝、金、銀、瑠璃、波璃、珊瑚、瑪瑙、真珠などを指すといわれています。
    円形が永遠に連鎖し繋がるこの柄に、円満、調和、ご縁などの願いが込められた縁起の良い柄です。

  • 鱗文様や麻の葉文様は回転を付けてみたり、青海波や七宝はアレンジで絵柄をを加えてみても面白いですね
    以上、和柄についての紹介でした。

    参考・出典;
    粋屋-日本の伝統文様と伝統色
    京屋染物店 スタッフBLOGより

    夏らしいデザインの参考

    これまで夏らしいデザインを構成する要素についてまとめてきましたが、実際に上記の要素を使用して
    夏らしさのある参考例をいくつか紹介いたします。

    広告編


    モレラ岐阜という大型ショッピングモールで行われたイベントのポスターで使用されたデザインです
    水色をベースにアクセントに黄色を使用して爽やかな夏色パレットです。

    水族館のイベントなので海を連想する波模様・曲線が白い背景やロゴに使われていますね。
    大小さまざまなドット柄を使っていて、よ~くみると小さいドットにはストライプも使用されていたりと、
    それぞれ水の波紋のようだったり、泡のようにも見えます。涼しさを感じながらワクワクさせるデザインですね!
    ディスポート株式会社

    パッケージ編

    ほろよい

    季節ごとに期間限定商品をよく発売しており、通常フレーバーのパッケージと違い季節感を感じられるデザインが多く
    参考にするのにはぴったりです!

    • 冷やしパイン

      串にささったパインに、夏の夜空に打ち上げられた大きな花火が目を引きますね。
      限定の文字のついたうちわがいいアクセントで、夏祭り!という感じがします。

    • ひんやり梨

      ひんやり梨は緑を中心とした爽やかなビタミンカラーに背景には麻の葉模様があしらわれています。
      パインとは違い夏らしいモチーフは少ないですが爽やかで涼しさを感じさせるデザインですね。

    • キウイサワー

      背景は青い空から暑い日差しが降り注ぐ海辺、ビーチといったいかにも夏!って雰囲気ですね。
      そこにグラスに添えられた花や手前に配置された植物が南国の雰囲気を醸し出しています。

    • ほろよい公式サイト

      WEBページ編

      キリンレモン

      KIRINより発売されている、炭酸飲料キリンレモンのサイトです。
      濃い水色に目が覚めるような黄色のコントラストが夏らしい爽快感のあるサイトですね。
      MVで使用されている水滴のついた商品や泡の背景が商品の冷たさ、清涼感を感じさせますね。

      クーリッシュ

      ロッテより販売されてるアイス、クーリッシュのサイトです。
      ダイナミックで開放感のあるMV!飛び散る氷が冷涼感があって夏らしいです。
      青や濃い水色を中心にサイト全体が”氷”を意識するようなデザインになっています。

      うみのホテル

      神奈川県三浦郡葉山町にあるホテルのサイトです。
      白を基調にアクセントに明るい水色を使用し、涼し気な色合いと海の写真を各所にちりばめているのが夏らしさを感じるサイトです。
      どこか日本のホテルっぽくない海外のホテルのような非日常感も感じるサイトです。

      idsumiピクルス

      大阪・泉州の野菜を中心に、作られているピクルスを紹介しているサイトです。
      色とりどりの野菜の鮮やかさと瑞々しさに夏らしさを感じますね!
      サイト全体は落ち着いた淡い白とベージュをベースに優しく、アクセントに水色を使って爽やかな印象です。
      サイト全体の色が主張しすぎず、野菜の彩りを際立たせたかわいらしいサイトです。

      まとめ

      いかがでしたでしょうか?以上が夏らしいデザインについての紹介になります。
      夏っぽいデザインを作りたい人の参考になればうれしいですね。

      これから夏本番を控え、色々な場所で夏らしいデザインを見かける事が増えました。
      皆さんもTVのCMや街中のポスターや広告、商品パッケージなど身近にある夏らしいデザインを探して研究・制作してみるのはいかがでしょうか?
      次回は秋っぽいデザインをまとめてみようと思います。