PHP技術者認定試験というものがあります。
その名の通り、PHPについての専門知識を評価するための資格試験となっています。
主に PHP5.3 を対象としており「初級」「上級」「ウィザード」の区分があります。
この「ウィザード」試験の試験内容がとてもユニークなものとなっています。
ざっくり書くと、
PHPについて、セキュリティ、パフォーマンス、フレームワーク、インターナル、の各カテゴリを選んで、それについての1500文字以上の論文。
となっています。
そして、この論文はインターネット上に公開され、「初級」「上級」の資格を持っている人や役員などが合否投票をし、合格票が上回った場合ウィザード認定となります。
審査基準は、「応募論文及びコード提出者がPHPの発展に貢献できる知識と発想力を持つこと」となっています。
また、「ウィザード」試験に関しては、受験料は無料です。
・・・ただ、昨年も今年も「ウィザード」試験に合格した人はいないようです。まだ「ウィザード」第一号を取得する機会は残ってますよ!
PHP技術者認定機構によると、PHPを習得している技術者は日本国内で10万人を超えているそうです。質の高いPHP技術者が増えることを願ってこの試験を設立したようです。
言語もバージョンアップが繰り返されていくわけですから、わたしも技術者として日々力をつけていきたいものです。
南本貴之