Facebookアプリでは、PHPプログラムを実行させることができます。
そのphpプログラムからFacebookのデータを利用する方法の一つにFQLがあります。
FQLというのは、Facebook Query Language の略で、SQLのような命令文で、Facebookのデータを引っ張ってこれるものです。通常のSQL文とは違って制約(例えば、一度に一つのテーブルしか指定できない)もありますが、Facebookと連携するためのFQLならではの書き方もあります。
例えば、
1 2 3 | SELECT friend_count FROM user WHERE uid = me() |
と書くと、ユーザ本人のFacebook上での友達の数を取得できます。
また、株式会社BRISKのページに「いいね!」を押してくれている人の数は、
1 2 3 | SELECT fan_count FROM page WHERE name="株式会社BRISK" |
で、取得できます。
facebook developers のページには、全テーブルのリストがありますので、これを見ると基本的にどんなデータでも引っ張ってくることができます。
使い方としては、Facebookへの接続を確保してからAPIを利用してやるのがいいかと思います。
test.php
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 | $facebook = new Facebook(array( 'appId' => 'アプリID', 'secret' => 'アプリキー', )); ・・・ $fun_is = $facebook->api(array( 'method' => 'fql.query', 'query' => 'SELECT fan_count FROM page WHERE name="株式会社BRISK"')); |
また、「https://api.facebook.com/method/fql.query」へFQL文をGETで渡してやってもデータが取得できます。
GETによるFQL
1 2 3 | https://api.facebook.com/method/fql.query?query=SELECT fan_count FROM page WHERE name="株式会社BRISK" |
もちろん、Facebookにログインしておく必要がありますよ。
南本貴之