BLOG
Webエンジニア2025年新卒採⽤ BRISKは新卒からリモートワークです。

WordPressを使ったECサイトの作り方やメリット・デメリットを解説

更新日:2023/10/23

WordPressは、Web関連の知識や技術がない人でもWebサイトの作成や管理、記事投稿などが手軽にできるオープンソースのソフトウェアです。そのため、個人から企業まで幅広く利用されており、WordPressでECサイトを作成するケースも増えてきています。

本記事では、WordPressを活用したECサイトの作り方やメリット・デメリットを解説します。

「ECサイトを自社で作りたいけど、良い方法はないだろうか?」
「ECサイトを作る上で初心者が注意しておいた方が良いことはなんだろう?」

といったお悩みをお持ちの方にぴったりの内容です。セキュリティや決済機能についてのデメリットを解消する方法も紹介するため、最後までチェックしてみてください。

【2つの作り方】WordPressでECサイトを作るには?

オウンドメディアの構築などではよく利用されるWordPressですが、ECサイトの作り方はわからない人も多いはずです。WordPressでECサイトを作る方法は2つあります。

  • EC機能のプラグインを導入する

  • 外部のECシステムと連携する

ECサイトに必要な機能を紹介したうえで、ECサイトを作る2つの方法を解説します。

ECサイトに必要な機能

前提として、ECサイトを作るうえでは以下のような機能が必要です。

機能 内容
ショッピングカート
システム
買い物カゴのように購入予定の商品をストックしておくシステム。消費税・送料など自動で反映される機能が必要。
決済システム クレジットカード・銀行振込・電子マネーなど各種決済機能を搭載するシステム。
売上管理システム 日別・月別などに分けて売上を一覧画面で確認できるシステム。在庫管理や受注・出荷状況などの機能も含まれる。
顧客情報管理
システム
購入者やサービス利用者などの個人情報(氏名・住所・決済情報など)を管理するシステム。機能によってはリピート購入の場合に特典を付けるなど、管理している情報を活かしたサービスも可能になる。
セキュリティ
システム
売上情報や顧客情報を管理し、データの漏洩を防ぐために必要なシステム。
マーケティング機能 マーケティング機能を搭載しておくと、過去の売上推移や売れ筋を踏まえて効果的な施策を打つことが可能になる。
カスタマーサポート機能 顧客の困りごとに対応するためのチャットボットの搭載や、メールでやり取りを行うお問い合わせフォームなどの設置。

1.EC機能のプラグインを導入する

WordPressでECサイトを作る1つ目の方法は、EC機能が搭載されているプラグインを導入することです。WordPressは、初期設定のままだとシンプルな作りになっているため、プラグインを追加することで、必要な機能を搭載できる仕組みになっています。

ECサイトの構築において代表的なプラグインが「Woocommerce(ウーコマース)」です。多くのWebサイトに取り入れられており、カスタマイズしやすい点が魅力です。他にも国内ECプラグインNo.1シェアの「Welcart(ウェルカート)」や、シンプルかつ手軽に扱える「WP-OliveCart」も人気が高いです。

2.外部のECシステムと連携する

2つ目の方法は、WordPressと外部のECシステムを連携させる方法です。ホームページやオウンドメディアとECサイトを別々にし、用途を分けるイメージです。

人気の高いWordPressと連携可能な外部システムは、日本製のECシステムである「EC-CUBE(イーシーキューブ)」や、Amazonと連携でき、海外向けにも展開しやすい「Shopify(ショッピファイ)」などが挙げられます。ECサイトのカスタマイズにこだわりたい方は、デザイン性と自由度が高い「commerce creator(コマースクリエイター)」もおすすめです。

WordPressでECサイトを作るメリット

WordPressでECサイトを作るにあたって、次の4つのメリットがあります。

  • 低コストで構築・運用ができる

  • カスタマイズが簡単にできる

  • メディアサイトとECサイトの管理が同時にできる

  • SEOによる集客が期待できる

特に「プラグインを活用して、低コストでECサイトを作りたい」という方は、WordPressの活用がおすすめです。

低コストで構築・運用ができる

WordPressは、オープンソースであり無料で誰でも使用可能なソフトウェアです。外部の制作会社にECサイト構築を依頼をすればある程度の制作費が必要となりますが、WordPressなら構築も運用も安価で済みます。費用を抑えて運用したい企業には大きなメリットです。
また、WordPressは全世界で使用されているため、マニュアルも多く、自社でも運用しやすい点も魅力です。

カスタマイズが簡単にできる

WordPressは、プラグインを追加していくことでオリジナリティの高いWebサイトに仕上げられます。プラグインの種類も豊富で、SEOを強化するプラグインやセキュリティを強化するプラグイン、お問い合わせフォームを追加するプラグインなどがあります。

デザインを構成するテーマも豊富に用意されており、デザインスキルがなくても使いやすい仕様になっています。無料で使えるプラグインも数多くあるため、Webサイトのイメージがある程度まとまっていれば、自社で自由にカスタマイズしながら運用していけるでしょう。

メディアサイトとECサイトの管理が同時にできる

1つの管理画面で、メディアサイトとECサイトの2つのサイトを管理できる点もWordPressならではの魅力です。2つのシステムにログインする必要がないため、作業効率を上げられ、管理をシンプルにすることができます。

また、ユーザーがサイト間を移動する必要もなくなるため、ECサイトへ移行する際の離脱を抑えることにもつながります。

SEOによる集客が期待できる

WordPressでECサイトを作成するとSEO集客にも期待ができます。もともとWordPressは、記事コンテンツの作成や発信に優れており、多くのプラグインも存在しています。特にブログのように、長期的に記事をストックしていきながら読者を集める集客力に長けています。

そのため、コンテンツを発信した着地点にECサイトの商品を紹介することで、効率的に購買につなげやすくなります。記事そのものの価値が高ければSEOでの集客も可能です。また、自社のメディアとECサイトのドメインが同じになるため、ドメインパワー(検索エンジンからの信頼度を数値化したもの)を集約させられます。

WordPressでECサイトを作るデメリット

一方で、WordPressでECサイトを作る場合はデメリットもあります。

  • セキュリティ面に不安が残る

  • 必要に応じたカスタマイズをしなければならない

  • 高機能のサイトは作れない

  • 決済方法が限られる

大型のECサイトを作りたい場合や、手間をかけたくない場合は、外部システムを連携した方が良いかもしれません。

セキュリティ面に不安が残る

WordPressは誰でも使える反面、外部からも内部システムを把握しやすい作りになっているため、セキュリティ面では不安が残ります。不正ログインやシステム改ざんといったサイバー攻撃を受けることもあり、装着しているプラグインの脆弱性を突かれ、被害を受けたという事件も過去に起きています。

そのため、セキュリティ対策は必須です。アップデートには都度対応し、自社だけでは難しそうであれば、セキュリティ対策を行ってくれる企業に依頼することも重要です。ECサイトには多くの個人情報が格納されているため、不安を残すくらいであればしっかり費用をかけて、万全のセキュリティ対策を行うことがおすすめです。

必要に応じたカスタマイズをしなければならない

WordPressは、オリジナリティの高いWebサイトを作れるのが魅力の一方で、自社の状況にあわせたカスタマイズが必要不可欠です。結果として、専門的な知識・スキルを持った人材が必要となるのが実情です。

操作性の高いWordPressとはいえ、まったくの素人が作るECサイトはクオリティが低くなりがちです。エンジニアやWebデザイナーといった人材が自社にいない場合、ゼロからECサイトをカスタマイズしていくのは難しいでしょう。

高機能のサイトは作れない

WordPressのプラグインだけでは限界があり、すべての機能をバランスよく配置させたい、網羅性の高いサイトにしたい、という希望は叶えにくいです。高機能のECサイトを作りたいと考えている場合、WordPressを活用するのはあまりおすすめできません。

決済方法が限られる

決済方法が限定される点もデメリットです。WordPressにはもともと決済機能はついていないため、プラグインで追加する必要があります。しかし、決済機能が搭載されたプラグインであっても決済方法は指定のものしかできず、希望の決済方法が選べないユーザーも発生します。

決済方法はなるべく多く用意しておき、ユーザーの購入画面での離脱を防がないといけません。多数の決済方法を設置したい場合は使いにくさを感じるかもしれません。

外部のECシステムとの連携は手軽で作りやすい!

WordPressでECサイトを作る際のリスクを解消してくれる方法は、外部のECシステムとWordPressを連携することです。自社で手軽にECサイトを構築したいなら、「EC-CUBE(イーシーキューブ)」や「Shopify(ショッピファイ)」といった外部システムを使うのがおすすめです。

外部のECシステムとWordPressを連携するメリット

  • セキュリティ対策の負荷が軽減する

  • ECサイトに必要な機能がデフォルトで搭載されている

  • 豊富な決済方法に対応できる

  • 柔軟なカスタマイズができる

顧客情報を管理するECサイトにおいて、セキュリティ対策の重要性について解説してきましたが、やはり自社で完璧なセキュリティ対策を行うのはハードルが高くなります。ECシステム側で管理してもらえる外部システムを活用することで、自社の負担を軽減させられるでしょう。

WordPressを使ったECサイト制作の事例

WordPressを使ったECサイト制作の事例を紹介します。

医療機器の製造販売を行う中山式産業株式会社様のECサイトのリニューアルにあわせて、「magico.store(マジコストア)」というECサイトを構築しました。

ポイント

  • 外部ECシステム「EC-CUBE」を導入し、WordPressと連携

  • レスポンシブデザイン(端末によってレイアウトを最適化するデザイン)

  • 有料会員登録機能やWordPressとの共存など、独自機能の設計から開発~検証を行った

白を基調としたシンプルかつ、老若男女問わず使いやすいデザイン構成に生まれ変わり、使いやすさとデザイン性を兼ね備えたECサイトになっています。

【まとめ】自社に最適な方法でECサイトを構築するには?

本記事では、WordPressを使ったECサイトの作り方やメリット・デメリットを紹介しました。

メリット デメリット
  • 低コストで構築・運用ができる

  • カスタマイズが簡単にできる

  • メディアサイトとECサイトの管理が同時にできる

  • SEOによる集客が期待できる

  • セキュリティ面に不安が残る

  • 必要に応じたカスタマイズをしなければならない

  • 高機能のサイトは作れない

  • 決済方法が限られる

コストを抑えて手軽にECサイトを作りたい場合は「EC機能のプラグインを導入する方法」、セキュリティ対策を行って高機能のECサイトに仕上げたい場合は「外部のECシステムと連携する方法」が向いているといえるでしょう。

また、以下のような悩みを抱えている企業は、こちらから無料相談にお越しください。
ECサイト制作 無料相談はこちら

  • どちらの方法が自社に合っているのかが判断できない

  • ECサイトの具体的な制作フローを知りたい

  • WordPress以外で構築した方がよいのかを知りたい

  • 外注したらどのくらい費用がかかるのかを知りたい

具体的な制作事例も紹介しながら、状況やご要望に合わせてご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。

FOLLOW US