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ペットの写真を綺麗に編集する方法(Lightroom 5)

更新日:2016/09/27

一眼レフなどで撮影したペットの画像をAdobe Photoshop Lightroom 5で綺麗に編集してみようと思います。
せっかく撮影した写真がうまく編集できない方に参考になればと・・・・。

今回使用するLightroomとは簡単にいえば、「写真に特化した編集ソフト」です。
通常のPhotoshopに比べて、簡単に編集出来たり、一括で何枚もの画像を処理したり、写真の管理もすることができます。

ではさっそく、今回編集に使用する画像の紹介です。ドン!
00_dog

構図は気に入っているけども、少し画像が暗い。
特に犬の顔周辺が暗くて、表情がよく見えません。
空の青色の影響か、ビルまで少し青くなってしまっている。
簡単に言うと暗くて、メリハリがないのが分かると思います。

これをLightroomを使用して編集していこうと思います。

全体的な基本修正「周辺光量落ち・露光量・コントラスト」

まず最初にやるべきことは一眼レフで大きく影響を受ける周辺光量落ちの修正です。

レンズ補正の項目から、
カメラのレンズを選択して、「プロファイル補正を使用」にチェックすることで自動で、周辺光量落ちを修正してくれます。
1_lr

わずか5秒で周辺光量落ちが修正できました。

基本補正の項目から、
露光量とコントラストを調整。
今回は両方とも明るい方向に補正をかけました。
2_lr

現状の写真は、こんな感じ↓
00b_dog02a_dog
周辺光量落ちの修正で、四隅が明るく、
露光量とコントラストの補正でさらに全体が明るく色濃くなっています。

白とび修正

露光量を上げたので、若干白とびが出てきました。
白とびの場所を知るのに便利なのが、ハイライトのクリッピングを表示のボタンです。
三角アイコンを押すと、白とびの場所が赤く表示されます。
3_lr
白とびがダメというわけではないですが、今回は白とびを無くすように修正します。

白レベル・ハイライトを調整すれば明るい箇所のみを調整することができます。
ハイライトを-10(暗くする)にしてみました。
赤い箇所が無くなり白とびが無くなりました。
4_lr

今度は逆に黒い部分のみを明るくしてみましょう。
黒レベル・シャドウを調整すれば暗い箇所のみを調整することができます。
黒レベルを+35、シャドウを+15に調整します。

現状はこんな感じになってます↓
02b_dog05a_dog

補正ブラシで部分修正

現状まだ犬が暗いと思うので、犬のみを明るくしてみたいと思います。
キーボードの[K]を押して補正ブラシをアクティブにします。
キーボードの[O]を押すことで、影響を受けるところが赤色で表示されます。
6_lr
露光量を調節し少し明るくしました。

空の青の影響でビルが少し青くなってしまっているので、色温度を調整して青みを少し抑えたいと思います。
同様の操作で、空の部分のみを補正ブラシをアクティブでアクティブにして、色温度を+15に設定。
7_lr
少しビルの青みが抑えられたと思います。
05b_dog07a_dog

色調整でメリハリをつける

せっかくの外なので、草の色を少しメリハリをつけていこうと思います。
対象の色のみを調整するには、
カラーの修正したい色を選択し、色相・彩度、高度を調整します。
※HSLパネルでの色調整は直観的で分かりやすく、特定の色の修正が簡単にできます。
8_lr

緑・オレンジ・黄色を色相・彩度はプラス側、高度をマイナス側に設定してみました。
現状こんな感じになってます↓
07b_dog10a_dog

円形フィルター

犬の顔が若干暗いのが少し気になるので円形フィルターを使用して、対応箇所のみを明るくしてみます。
右の矢印のアイコンをクリックして、修正したい箇所を円で囲み、露光量などを調節します。

この円形フィルターは人物写真などで顔が暗い場合、顔のみを明るくしたりするのによく使用されます。
11_lr

完成

とりあえず完成しました。
修正前後の写真です。
00b_dog11a_dog
全体的に明るくなり、色のコントラストなどを修正したのでメリハリがある暖かい写真になったかと思います。

ペットの写真を外で撮った際の編集ポイントは、草のコントラストを上げることだと思います。
被写体の身長が低いので、草などと一緒に映ることが多く、緑やオレンジをどのように調整するかがキーになると思います。

Lightroomは凄く簡単なので、写真を編集したい方は使ってみると楽しいと思います。

ワンちゃん可愛いお(*´Д`)ハァハァ

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