超~かんたん!誰でもできる人物レタッチ【Photoshop】

2018/07/17

5分でできるレタッチ?!

Photoshopで誰でも簡単にできる人物写真のレタッチ方法をご紹介します。
参考として「美容系サイトのメインビジュアルで使用する人物写真」のレタッチを行っていきますが、採用サイトやLP制作など様々な場面で使えると思います。

レタッチ作業は時間がかかるというイメージをお持ちではありませんか?
たしかに時間をかければかけるほど、人物写真はより魅力的なものになります。
かと言って、メインビジュアルの写真のためだけに15~30分もかけて補正するのは時間の無駄のような…

今回はたった5分で「美しい肌」にしていきたいと思います。

まずはビフォーアフターをご覧ください。
↓中央のスライドバーでビフォーアフターを切り替えることができます。

目元のクマ・ハイライト・肌のくすみを補正しました。
これ、たったの5分で完成です。

目のアップはこちら。
↓中央のスライドバーでビフォーアフターを切り替えることができます。

印象が全然違いますよね。
涙袋の部分は特に大きな変化を感じられます!

1. 使用する写真をPhotoshopで開きましょう。

鍵のマークの部分をクリックしてロックを解除します。
そうすることで編集できるようになります。

2. レイヤーをコピー
写真データのレイヤーをコピーしておきましょう。
★データを直接編集せず、複数のレイヤーにわけて作業するのが重要です★

3. 目元のクマはスタンプで
画像で示しているピンク色のエリアを補正していきます。

画面左側のツールボックスの《コピースタンプツール》を選択します。

肌をコピーするので、周りとの境目が目立ちにくいソフトなブラシを選択してください。
また、不透明度を50%ほどにすることで元の肌の質感などは残すことができます。

画像の複製を開始する場所 (コピー元) を、Alt キー (Windows) / Option キー (Mac OS) を押しながら、マウスでクリックします。補正したい場所の近くで、「肌のキメが細かいエリア」を複製元に設定するのがポイントになります。
今回で言うと、下図のようなエリア。

★スタンプの複製元は編集用データで行い、スタンプは別レイヤーでするようにしてください★
部位ごとに管理すると調整しやすいです。

目の下のクマをスタンプで隠したビフォーアフターがこちら

これだけだと、かなり加工した部分が不自然で気になります。
《右目:下》の塗りを75%まで薄くすることで元の画像の肌と馴染みやすくなります。

元画像→スタンプ加工→塗りを75%にした3ステップをご覧ください。

同じように、反対の目元も補正します。
↓中央のスライドバーでビフォーアフターを切り替えることができます。

4. ハイライトを入れる
画像で示しているエリアに、ハイライトを入れていきます。
これをいれるだけで顔の立体感を出すことができます!

ハイライトは、白いブラシでやると不自然なので目元のクマのときと同じように
肌の一部から色を抽出します。
画面左側のツールボックス《スポイトツール》を選択し、肌の中で明るい色の部分をクリックします。

抽出した色を使ってブラシで書き足していきます。
ハイライトは別のレイヤーで作成しましょう。

ハイライトのやり方を応用して、頬のくすみなども調整してみましょう。
私は下記のようにレイアウトをわけてレタッチしています。

メイクと同じで、頬の三角ゾーン▼が整っていればキレイに見えます!
たった5分の作業ですが、より効果的なメインビジュアルが完成しましたね。
↓中央のスライドバーでビフォーアフターを切り替えることができます。

5. ちょっとだけ応用編:骨格の変形

1~4までの内容を覚えておけば簡単にレタッチ作業を行うことができますが、応用編として骨格の変形方法についてもご紹介します。
メインビジュアルなどに使用したい人物写真を「もう少し笑った写真がいい」「目をはっきりさせたい」「やさしい印象にしたい」など希望に応じた補正を可能にする方法です。

加工する写真をスマートオブジェクトに変換後、フィルター/ゆがみ…を選択するとゆがみウィンドウで写真を開くことができます。

人物が正面を向いていて、画質もそこまで悪くなければ「顔を選択」メニューで調整するのがとても簡単です。

目の大きさ、顎や額の長さ、顔のサイズなど分かりやすく調整できます。
これのデメリットを言うとするならば、「部位ごと」でしか調整ができないという点です。

人の顔は1枚の皮膚で繋がっているので、どこかが変わればその周りの部位にも変化が起きるはずです。
部位ごとのつながりが不自然で、その少しのズレが《この写真加工したな》と思わせるポイントになってしまうのかもしれません。
できる限り自然にレタッチをしたい私は『骨格と目は自分で補正する』ことをお勧めします。
鼻を高く・大きくしたり、唇を薄く・分厚くするくらいであれば「顔を選択」で簡単に終わらせましょう。

今回使用した女性の方は、顎のラインが丸い方だったので少しスリムにしてもう少し笑った顔にしたいと思います。
笑った感じにするために目尻を少しだけ垂れさせ、頬は上向きに補正します。
頬の位置が高くなると、日本人の骨格だと顔のエラの部分が少し出ます。そのラインを上手く補正してあげると綺麗な骨格にすることが可能になります。

そうして補正したのが、こちら。
↓中央のスライドバーでビフォーアフターを切り替えることができます。


いかがでしょうか?
ここまでやると、元のモデルさんの顔の原型がない感じもしますが…笑
Photoshopでは想像以上に簡単にレタッチができるので、ぜひ試してみてください。
(骨格の変形と口もとのレタッチ作業は+15分程度で完成しました!)

大久保