吹き出しはWebデザインやバナーデザイン、紙のデザインでもよく使いますよね。
要素の強調やあしらいとして吹き出しはとても便利です。そこで、今回は使いやすい吹き出しデザイン案として18個まとめてみました。
また、綺麗に見える吹き出しを作るポイントや、逆にかっこわるく見えてしまう吹き出しについても紹介していきます。
吹き出しに迷ったときは是非参考にしてみてください。
吹き出しデザイン案まとめ
シンプルな基本のデザイン案と、少し変わった形の応用のデザイン案を用意してみました。
色や線の太さ・角丸の大きさ、吹き出しから飛び出る三角形の位置や角度を変えて、自分好みに作ってみてください!
基本01:べた塗り
ベーシックなべた塗りの吹き出しです。
濃い色のべた塗り+白抜き文字で、シンプルで見やすい吹き出しになります。
塗りをグラデーションにしたり、淡い色+色文字にしたり、いろいろアレンジができます!気に入った吹き出しになるようにカスタマイズしてみてください。
角・角丸・ラウンドで、まったく印象が異なりますので、デザインに合わせて吹き出しの形にもこだわってみてくださいね!
基本02:囲み線
囲み線のみの吹き出しです。細い線なので色が入らないため、他の要素の邪魔にならずに設置できます。
「開き」・「開き+飛び出し」は、囲み線に穴をあけて線を伸ばすことでおしゃれに、隙間があいたことで窮屈感がなくなってすっきりして見えます。
基本03:線のみ
囲み線の上部を消して下線のみにして、よりシンプルになりました。
幅を取らずに設置できるので、ちょっとした補足テキストを入れたいときに便利です。
応用01:チャット風
LINEのようなチャット風の吹き出しです。
長い文字も入れやすいので、インタビュー系のコメントにぴったりです。人物によって吹き出しの色を変えて交互に配置すると可愛く見えます。
応用02:丸く
円形にしっぽを伸ばした形の吹き出しです。丸くてかわいい印象を与えることができます。
あまりたくさんの文字を入れるよりも、一言入れて強調する形で使いやすそうです。
また、左のデザインはMAP上のピンにも使えそうです。
応用03:塗りズレ
線とべた塗りを重ねてずらした吹き出しデザインです。
べた塗りのみ・線のみよりも、おしゃれな印象になります。
応用04:しっぽだけ塗り
吹き出しは線のみですが、しっぽに色を付けてみました。
しっぽに色を付けると吹き出しの内容がどこにかかっているかわかりやすくなるため、強調するための吹き出しに使いやすいです。
応用05:カゲ付き
線+後ろ側にべた塗りを敷いて、吹き出しが目立つようにしました。
吹き出しの内容自体を目立たせたいときに、有効です。
応用06:引用
こちらは吹き出しと少し違いますが、引用テキストに使えるデザインです。
横・縦幅を広げて、長い文字も簡単に入れられるシンプルな引用デザインです。
引用時には、引用元・参考文献を明記しましょう。
応用07:メカUI風
四角からかくっと曲がる線が伸びて、最後に丸で止まる、メカっぽいUIの吹き出しです。
「しっぽだけ塗り」と同様に、吹き出しの内容がどこにかかっているかわかりやすいので、製品にアピールポイントのコメントを入れるときなどに役立ちます。
応用08:スラッシュ
スラッシュの吹き出しです。幅を取らないので、どこでも使いやすいデザインです。
長いテキストよりも短いテキストを入れるのに適していて、伝えたい内容の上などに補足・強調の内容をスラッシュ吹き出しで設置すると効果的です。
きれいな吹き出しを作るには?
吹き出しは使いやすいパーツですが、きれいに作るポイントを押さえていないと、デザインのクオリティを一気に下げてしまうパーツでもあります。
次からは、手軽にきれいな吹き出しを作成するためのポイントとかっこわるく見えてしまう吹き出しの例を、before・afterで紹介していきますので、是非参考にしてください!
囲み線は細めに
全体的に太めの線を取り入れた力強いデザインの場合を除き、基本は囲み線は細めがオススメです!
まわりのデザインが細線だったり、そもそも囲み線を使っていない場合は、吹き出しだけが太線になっていると、野暮ったく見えてしまう原因になります。
吹き出しの三角の形は細め・小さめ
吹き出しから飛び出ている三角形は、細め・小さめにつけるときれいな印象に見えます。
大きな三角形を付けたい場合は、デザイン案まとめの「チャット風」や「丸く」のように頂点を全て三角形にするとおしゃれに見えます。
丸い吹き出しは楕円形ではなく角丸
縦につぶれた楕円形は、かっこわるく見えてしまいます。
楕円形の吹き出しを作る場合は円から作成するのではなく、四角形の角を丸めて作成すると綺麗に見えます。
べた塗りと線の使い分け
べた塗りと線を同時に組み合わせて使うときは、塗りと線どちらもが濃い色だと、かっこわるく見えてしまいます。
「べた塗りのみ」または「囲み線のみ」で吹き出しを作るか、線と塗りどちらも欲しい場合は「囲み線は濃い色+塗りは淡い色」とするなど、工夫してあげてください。
素材を利用しよう
うまく吹き出しを作れない……ウニフラやもこもこなどの複雑な形の吹き出しを作りづらい……という方は、素材を探すのもよいです。
次からは、素敵な吹き出しの素材サイトをいくつか紹介していきます。
素材サイト:ふきだし素材専門サイト「フキダシデザイン」
吹き出し素材がたくさん配布されているサイトです。サイト上でカラーや線の有無を選択して、jpg・png・svgでDLできます!
丸い吹き出し・四角い吹き出し・もこもこ・トゲトゲ・横長……など、カテゴリ分けされているので、目的に合った吹き出しを探すのも簡単です。
無料でDLでき、商用利用も可能です。素材を20個以上利用する場合の条件がありますので、詳しくはフキダシデザイン素材の使用規約を確認してください。
こちらのサイトの「TOPECONHEROES」さんは、その他にも、アイコンやシルエット、パターン背景などなどいろいろな素材を配布するサイトを運営しています。
ヘッダーに各サイトへのリンクがありますので、是非確認してみてください!
素材サイト:イラストAC
上記のリンクは吹き出しで絞り込んでありますが、「イラストAC」というサイト名の通り、様々なイラストが配布されています!
吹き出しの素材もたくさん配布されていますので、理想のデザインのものが見つかるはずです。
会員登録をすれば無料でDLでき、商用利用も可能です。
詳しい利用規約については、こちらの記事ACヘルプセンター:素材の利用可能な範囲を教えてください。をご覧ください。
まとめ
今回は吹き出しデザインについてまとめてみました。
ここに吹き出しを入れたいけど、どんな感じで入れようかな?と考えたときに、今回のまとめが参考になればと思い記事を作成しました。
吹き出しはどこにでも使いやすいパーツですが、意外と気を付けないとデザインのクオリティを下げてしまう要因になってしまいます。
綺麗に見えるデザインとそうでないデザインについても合わせて紹介したので、是非素敵な吹き出しを作ってみてください!
本記事がみなさまのお役に立てれば幸いです。